宅建試験に落ちると周りの人に
「試験どうだった?」と聞かれ
肩身の狭い思いをしたり、
周囲のなぐさめが逆につらかったり…。
しばらくは何もやる気が起きないかもしれません。
この記事では、
宅建試験にあと数点で落ちてしまう人が多い理由をデータを元に解説。
ついて書きました。
有利に戦えるリベンジ組のアドバンテージを活かして、次回合格できる戦略がわかりますよ。
【プロフィール】
- 偏差値41の高卒主婦が宅建挑戦
- 独学で1年半、1万問以上の問題を解く
- 合格して自己肯定感アップ!
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落ちて恥ずかしい、立ち直る方法は?
つぶやきを見てみましょう。
1年に1度しかない試験、落ち込まない人はいませんよね。
それぞれ気持ちを整理して過ごされているのがわかります。
わたしは違う資格ですが、2年連続落ちました。
仕事に必須の資格なのに…。
3年目の挑戦でなんとか合格できましたが、2個下の後輩と一緒に合格でした。
当時は恥ずかしく会社に行くのも嫌でしたが、今では落ち込んだ人を励ますときのネタになっています。
合格すれば全て笑い話にできるのです。
その失敗があるからこそ、宅建の勉強は最後の最後まで自分を追い込んで頑張りました。
宅建に落ちても再チャレンジした芸能人
もとAKBで実業家の川崎希さんも、3回目の挑戦で見事合格されています。
あきらめなかった理由は
「どうしても不動産業をしたかったから」
「家を見るのが好きすぎて」
と話されています。
あきらめたら、きっと宅建試験のある10月になるたびに思い出してしまうでしょう。
でも、合格すれば嫌な思い出が全てチャラになります。
朝4時から勉強を続けた、彼女の頑張りを知ることで元気がもらえますよ。
宅建は難易度が高い試験 落ちても恥ずかしくない
宅建試験の合格率は15~17%です。
その年の合格率が17%だったとしましょう、
不合格になる人が83%。
受かる方が圧倒的に難しい試験です。
落ちたって恥ずかしいわけがありません!
宅建スクールやネットで効率よく勉強ができるようになった今、ハイレベルな中であなたは戦っているのです。
宅建に落ちる人の特徴とデータ
宅建に落ちた人のコメントで、以下のようなものをよく見かけます。
- あと1点足りずに不合格になってしまった。
- 見たこともない問題が出てきた。
「惜しいところで落ちてしまった」
「運が悪かった」
確かにそうですが、あと数点あれば合格だったのにという方が一番多いのです。
どういうこと?
その理由は、一番ボリュームの多いところの上に合格ラインを引かれているからです。
宅建試験は何点で合格という試験ではありません。
15から17%の人数に絞るために合格ラインを決めます。
以下の表を見てください。17%で見ると…
分かりますか?
半数以上があと1~5点で落ちてる。
「おしかった」
と言っている人がほとんど。
そこから抜け出さないと合格できないのです。
きちんと対策をすれば、合格できますよ。
次回合格するための戦略
宅建初学者よりも、リベンジ組が有利なのは間違いありません。
あなたには、
すでに経験と知識があります。
ここからは、次回の試験での成功をつかむための戦略を4つご紹介します。
宅建試験攻略本、youtube、他の受験者の体験談を調べ、自分の経験も踏まえて解説します。
自分の弱点を知る
前年の試験での自己採点結果を徹底的に分析しましょう。
うまくいかなかった試験問題はもう見たくないかもしれません。
でも、どの分野で弱点があったかを理解することが重要なんです。
過去問を何回も解いていると、同じ問題が出れば正解できるようになります。
でもそれは
「理解した気になっている現象」
を起こしているかもしれません。
私自身も、1万問を超える過去問を解き、40点以上を取れるようになったと自負していました。
しかし、初めて受けた模試で23点という結果に終わり、自信は地に落ちました。
大切なのは
「この選択肢はどうして◯なのか、✕なのか」
理由が言えることです。
理由まで正解していれば、その分野は理解していることになります。
吉野講師のツイートが参考になります。
賢く教材を選ぶ
古い本は避けて、新しい情報が載った、自分に合ったレベルの本を選びましょう。
難しいと感じる本でも、自分に合っていればOKです。
私は、はじめフルカラーのテキストを買いましたが、目がチカチカしてどこが重要か分かりませんでした。
そこで2色刷りのテキストを買い直しました。
すると、赤シートを使って勉強しやすくなりましたよ。
口コミだけじゃなくて、内容をチェックしてから判断したほうがいいね。
応用力をつける
合格できる人とできない人の大きな違いは、応用問題が解けるか解けないかです。
私が勉強している時YouTubeの講師が
この講義を聞いていたならこの問題は正解できるはずです。
と話す場面が何度もありました。
しかし私は
いや、講義でこの問題の解き方教えてくれなかったじゃん。
と思いました。
当たり前かもしれませんが、練習問題で解いた問題が試験にそのまま出てくるわけではないのです。
だから考え方をしっかり身につけて、形が変わっても解けるようにしなければいけません。
これがとても難しいのです。
講義を聞いていると講師が「ここの考え方が大切」と教えてくれるでしょう。
でも1回言われただけで、応用力は身につきません。
何回も解説を読み込むことによって(音読がおすすめ)講師の言っている意味が分かってきます。
この応用力をつける作業がとても大切です。
ライバルを作る
snsで「#宅建」と検索すると仲間がたくさん見つかります。
その中でライバルを作るのがおすすめ。
わたしはランキングが出る過去問アプリを使っていたので、いつも上位にいる「JINさん」を勝手にライバルにしていました。
snsで「いいね」やコメントを宅建アカウントだけにつけると、宅建の情報ばかり入るようになるので試してみてください。
計画を立てる
自分の弱点をみつけたら、どこを中心に勉強するか、どんな本や資料を使うか、しっかり計画を立てて勉強しましょう。
スケジュール管理に自信がない方は通信講座を使うのも一つの手です。通信講座には
- スケジュール相談ができる
- 質問できて悩む時間が減る
- 法改正情報もバッチリ押さえた講義
- テキストが揃った状態で進められる
というメリットがあります。
通信講座の中でも、アガルートはリベンジ組に人気のある講座。
理由は
- 本試験で25点以上取れた方用のカリキュラムがあること
(演習総合カリキュラム:合格率なんと74.2%) - 合格特典がある
(全額返金か1万円Amazonギフト券)
などがあるからです。
申し込み直後からwebで体験できるので、自分にあうかチェックしておくといいですよ。
まとめ:合否を分ける1点を絶対に落とさない!
宅建試験に落ちた人は「あと数点だったのに」という方が多い。
しかし、そのグループから抜け出さなければ合格を勝ち取れません!
模試で合格点だったとしても安心しないで
「どうしてそうなるのか」
自分で説明できるようにしておきましょう。
そして形を変えて出てくる問題にも動揺しないで、自信を持って取り組んでください。
リベンジ組は前回の経験と知識がある分有利に戦えます。ぜひ合格を勝ち取ってください!
なるほど、と思っていただけたらブックマークをしてぜひ直前期に見返してくださいね。