宅建を取ったからといって、不動産会社の営業として毎日働く必要はありません。
短時間だけ働く方法もあれば、自宅でできる仕事もあります。
宅建士として資格を直接使わず、勉強して身につけた知識を収入につなげることもできます。
この記事で紹介する働き方は、次の5つです。
順番に見ていきましょう。
【プロフィール】
- 定員割れの高卒主婦が宅建挑戦
- 独学で1年目挫折→2年目合格
- 合格して自己肯定感アップ!家族にも一目置かれる存在に!

宅地建物取引士証をみてみる

宅建を生かした副業|主婦の稼ぎ方5つ
① 不動産会社などで業務委託で働く
宅建を生かす方法として、まず考えやすいのが不動産会社などで働く方法です。
求人や会社によっては、
- 平日の短時間だけ
- 週2〜3日
- 契約がある日に出勤
- 業務委託で働く
といった働き方もあります。
わたしが宅建を取ろうと決めたきっかけも、この働き方でした。
夫の会社で宅建士が必要になり、
「必要なときだけ来てもらって、月2万円」
という話があったんです。
宅建ちゃん本業を続けながら働く予定だったので、完全な副業でした。
ところが、その後会社が廃業し、この仕事はなくなりました。
しかし、仕事はなくなっても、取得した資格までなくなるわけではありません。
別の会社で働いたり、違う形で知識を使ったりできるのが資格を持つ強みです。
また、宅建の資格手当が出る会社もあります。
以前、宅建資格を持つ33人に独自アンケートを取ったところ、資格手当は月5,000円〜3万円でした。
働いた時間だけでなく、資格そのものが収入につながる職場もあります。
② 在宅で不動産会社の裏方業務をする
不動産の仕事には、お客さまの前に出る営業以外の仕事もあります。
たとえば、
- 物件情報の検索
- ホームページの管理
- 物件情報の入力
- 書類作成の補助
- 契約関係の事務サポート
などです。
実際に、シングルマザーで本業を持ちながら、週2日ほど宅建関係の業務委託をしている方もいます。



ホームページの管理や物件検索、契約書類の作成などを自宅で行っているそうです。
くわしい働き方はご本人のブログで紹介されています。
③ 不動産ライターとして文章を書く
これは、今わたしが実際に宅建の知識を使って収入を得ている方法です。
不動産会社や住宅関係のサイトでは、
- 不動産売買
- 賃貸
- 住宅ローン
- 宅建
- 不動産に関係する法律
などの記事を書く人が必要になります。
専門知識が必要な内容ほど、宅建を勉強した経験を生かせます。
わたしが文章作成で得ている収入は、月2,500円から2万円ほどです。



パソコンがあれば自宅ででき、仕事量も調整できます。
不動産ライターの募集は、クラウドソーシングサイトでも見つかりますよ。
なお、不動産ライターとして記事を書くために、宅建士として登録する必要はありません。
宅建士として働くのではなく、宅建で身につけた知識を使って稼ぐ方法です。
登録費用をかける前から始められる点も大きな違いです。
④ 宅建受験生の学習相談をする
宅建を勉強した経験そのものを、サービスとして提供する方法もあります。
ココナラのようなスキル販売サイトでは、宅建受験生向けのサービスが出品されています。
たとえば、
- 勉強方法の相談
- 学習計画づくり
- 教材選びの相談
- 合格までにやった勉強法の共有
などです。



実際に宅建合格した人の経験は参考になります。
「どんなサービスなら売れるの?」
という方は、実際の出品を見るのが早いです。
ココナラを開いて「宅建」と検索すると、現在出品されているサービスを確認できます。
この仕事も、宅建士の独占業務をするわけではないので、数万円かけて宅建士登録をしていなくても始められます。
⑤ オンラインで重要事項説明をする
最後は、宅建士の資格を直接使う仕事です。
不動産を買ったり借りたりするときには、契約前に重要事項説明を行います。
この重要事項説明は、宅建士にしかできません。
現在はオンラインでも重要事項説明ができるため、IT重説を担当する宅建士の仕事があります。
通勤時間を減らせるので、宅建士として在宅で働きたい人には注目したい仕事です。



ただし、これまで紹介したライターや学習相談とは大きな違いがあります。
重要事項説明をするには、宅建試験に合格しただけでは足りません。
資格登録をして、宅建士証の交付を受ける必要があります。
また、お客さまに契約内容を説明する責任のある仕事です。
求人を探すときは、仕事内容だけでなく研修やサポート体制も確認しましょう。
宅建が主婦の副業に向く3つの理由


ここまで5つの稼ぎ方を紹介しました。
では、なぜ宅建は仕事につなげやすいのでしょうか。
理由は3つあります。
① 年齢や学歴に関係なく受験できる
宅建試験は、年齢や学歴に関係なく受験できます。
特定の学校を卒業したり、決められた職歴を積んだりしてから受ける資格ではありません。
「これから仕事に使える資格を取りたい」
と思ったときに、勉強を始められます。
受験を考えている方は、まず宅建試験の申し込み日程と手順を確認してくださいね。
② 宅建士にしかできない仕事がある
宅建が仕事につながる大きな理由が、宅建士にしかできない業務があることです。
宅建士には、
- 重要事項を説明する
- 重要事項説明書に記名する
- 契約成立後に交付する書面に記名する
という仕事があります。
営業がどれだけ得意でも、宅建士でなければこれらの業務はできません。
さらに宅建業者は、事務所の規模に応じて一定数の専任宅建士を置く必要があります。
そのため、不動産会社にとって宅建資格を持つ人は必要な人材です。
③ 資格手当がつく会社もある
宅建を持っていることで、給与とは別に資格手当がつく会社もあります。
わたしが宅建資格を持つ33人に行ったアンケートでは、月5,000円〜3万円でした。
それでも、資格を持っていること自体が収入につながる職場があるのは、宅建のメリットです。
主婦が宅建合格後に副業で働く注意点


宅建に合格したあと、すぐ始められる仕事と、宅建士として登録して宅建士証を受け取らないとできない仕事があります。
合格しただけでもできる仕事
宅建の知識を使う仕事なら、宅建士登録をしなくても始められます。
- 不動産ライター
- 宅建受験生の学習相談
- 不動産会社の事務・サポート業務
登録と宅建士証が必要な仕事
宅建士にしかできない仕事をする場合は、資格登録と宅建士証が必要です。
- 重要事項説明
- 重要事項説明書への記名
- 契約成立後に交付する書面への記名
まず合格して知識を使って働き、必要になってから登録することもできます。
宅建合格までにかかる費用
- 独学:2万〜3万円ほど
- スクール利用:5万〜10万円前後
- 受験料:8,200円
重要事項説明など、宅建士にしかできない仕事をするなら、合格後に登録が必要です。
登録すると宅建士証がもらえます。
登録にかかる費用の目安6万〜7万円
- 登録実務講習:約2万円
- 資格登録:37,000円
- 宅建士証:4,500円
※登録実務講習の料金は受講する機関によって変わります。
スクールで勉強したいけど、費用がネック…
そんな方は、わたしが年間約10万円を捻出している節約方法を参考にしてくださいね。


副業を始めたら扶養と確定申告を確認
副業収入が増えてきたら、税金と社会保険も確認します。
会社員で給与を受け取っている人は、副業の所得が年間20万円を超えると、原則として確定申告が必要です。
社会保険の扶養は働き方によって条件が変わるので、収入が増えてきた段階で勤務先や加入している健康保険に確認しましょう。
宅建士の名義貸しはしない
「名前を貸すだけで報酬がもらえる」という仕事は受けてはいけません。
宅建士として募集されている仕事は、実際にどんな仕事をするのかまで確認して応募しましょう。
宅建はプロの力を借りるのがおすすめ


ここまで読んで、
「宅建を取って、副業に生かしたい」
と思った方は、まず宅建試験の合格を目指しましょう。
わたしは独学で宅建を勉強し、合格までに2,000時間以上勉強しました。
かなり遠回りをしています。
宅建は何年も勉強を続けるより、最初からプロの力を借りて一発合格を目指すほうが、時間まで含めるとコスパがいいです。
初めて宅建を勉強する方には、フォーサイトをおすすめしています。


まとめ|宅建があれば主婦でも副業できる
宅建を取ったからといって、不動産会社でフルタイムの営業をする必要はありません。
今回紹介した働き方は5つです。
在宅で働きたい人も、短時間だけ働きたい人も、宅建の使い方はひとつではありません。
「宅建を取ってみたい」と思ったら、まずは自分に合う勉強方法を選んで、一発合格を目指してくださいね。
















