宅建の勉強方法として「テキストなし学習」が注目を集めています。
テキストを使った学習法ではなく、問題集を中心に学習する方法です。
しかし「テキストなしで合格できるなんてあり得ない」という声もあるんです。
今回は、テキストなしで宅建合格を目指そうか迷っている方のために、以下のことを紹介しています。
【プロフィール】
- 偏差値41の高卒主婦が宅建挑戦
- 独学で1年半、1万問以上の問題を解く
- 合格して自己肯定感アップ!
宅地建物取引士証をみてみる
宅建合格にテキストがいらないと言われる理由
どうしてテキストがいらないのか。
3つの理由を見ていきましょう。
テキストは情報量が多すぎる
大半の宅建のテキストは、情報量が多いです。
全ての情報を理解しようとして時間がかかり、大切なポイントを見逃す可能性があります。
過去問・問題集で十分な知識が得られる
過去問や問題集であれば、試験に出題される内容に絞った学習が可能。
限られた時間で学習するには、必要な情報に集中することが重要です。
人によって合う勉強法は違う
人によって、自分に合う学習方法は異なりますよね。
テキストの文字を読むより、動画やイラストで視覚、聴覚に働きかける勉強法が合う人もいます。
テキストなしで宅建合格できるのか?
3ヶ月テキストなしで勉強して、合格した人の記事を見たよ。
たしかに、テキストなしで合格できる人もいるでしょう。
でも、合格者10人中1人にも満たないのではないでしょうか。
次にテキストなしで合格できる人の特徴を解説しますね。
当てはまるか、チェックしてみてください。
宅建にテキストなしで合格できる人特徴3つ
宅建試験にテキストなしで合格するのは、難易度が高いです。
しかし、以下のような人は、合格できる可能性があります。
法律の知識がある
法学部出身、行政書士など法律の知識のある人は宅建学習のキモとなる「法令上の制限」や「宅建業法」をスムーズに学習できるでしょう。
資格試験慣れしている
資格試験に慣れている人なら、効率よく学ぶ方法を知っているので過去問をうまく活用して学習できます。
すでに宅建に関する知識がある
宅建士の親族や友人がいるなど、すでに宅建に関する知識がある人は、わからないことを聞くことができます。
2回目以降の受験者も、知識がありますね。
過去問アプリとyoutube勉強した結果…
アプリやYouTubeは費用がかからないのがメリット。
しかし、合格レベルの実力が付くかどうかは疑問です。
わたしは初めYouTubeと過去問アプリで 問題演習していました。
過去問で40点以上取れるようになり、合格する自信がありました。
しかし、模試の結果は28点…自信は大きく打ち砕かれたのです。
一度解いたことのある問題は解けるが、応用問題に対応できないのが原因でした。
そこで、ノートを使った勉強法に変えたところ、正答率が大きく上がったのです。
テキスト1冊は必要、使い方にコツあり
テキストを何冊も買う必要はありませんが、1冊は必要でしょう。
使い方のコツは、頭から読まず、問題がわからない時に辞書がわりに使うことです。
ネットや動画は調べるのに時間がかかるし、ネットの情報は間違っている可能性があります。
本は厳しいチェックがあるため信頼できます。
費用は6,050円!コスパの良い独学勉強法
独学におすすめのテキストと問題集
初心者におすすめのテキストと問題集は「宅建士合格のトリセツ」です。
価格はテキスト3,300円+問題集2,750円=6,050円
「宅建士合格のトリセツ」おすすめの理由
- 文字が大きく読みやすい
- イラストがたくさんでわかりやすい
- アプリが無料で使える
- 別冊の「重要論点超まとめ図表」が優秀
購入してレビューしていますので、よかったら参考にしてください。
アプリを使ってみた動画もありますよ。
教材はたくさん買えばいいのではなく、正しく使うことが重要。
この2冊をメインに無料ツール ↓で補えば十分戦えます。
以下は監修者のLEC講師 友次先生喜びのツイートです。
友次先生はわたしが受験した年に、予想した問題が的中!
全く同じ問題が宅建試験で出題されました。1点は友次先生のおかげで取れたんです。
独学合格者はノートを使う
宅建吉野塾の吉野先生のツイートを見てください。
わたしの正答率があがったのは、ノートに理由を書いて頭を整理する方法にしたからです。
それまでは、理解したつもりでも、理由を説明しようとすると考え込んでしまう状態。
1つ1つ理由を書くのは時間がかかり、めんどくさい作業です。
でも、ノートに書いて頭の中を整理すると、確実に本試験での正答率が上がるんです。
たとえばフォーサイト宅建講座(合格率が驚きの76.1%)も理由づけが大切という方針です。
確実合格を目指す方は、宅建講座を利用するのもありですよ。
\資料請求で1万円割引クーポンゲット/
過去問を解く、テキストは辞書として使用
テキストを頭から読むのではなく、いきなり問題演習から始めます。
1回目は、自力では解けないので解説を読みながら解きましょう。
わからない時にテキストで調べます。
わたしは勉強のコツを知らず、テキストの最初のページから真面目に読みました。
ちんぷんかんぷんで全く頭に入りませんでした。
その後、問題を解き何がわからないかを明確にしてからテキスト、youtubeで調べることで理解することができるようになりました。
宅建試験日まで繰り返し復習をする
イチオシの勉強法は棚田行政書士の「紙一枚大量記憶法」です。
理由は以下の3つ
- 一度覚えたことを忘れない
- 今日何をするべきかわかるので、スケジュール管理が楽
- 自分がやったところが一目でわかるので、モチベーションが上がる
棚田行政書士はyoutubeチャンネルもありますよ。
次の見出しで紹介します。
独学合格者が選ぶ宅建無料学習ツール3選
宅建おすすめyoutube
「棚田行政書士の不動産大学」こちらは前の見出しで紹介した「紙一枚大量記憶法」の著者である棚田行政書士のチャンネルです。
棚田行政書士は、トークが面白いんです。
暗記のための替え歌も必聴ですよ!
宅建おすすめ無料アプリ
無料アプリのデメリットは、すべての問題が出てくるため、今年出題される確率の低い問題まで勉強してしまうこと。
これは、時間と頭の容量が足りなくなってしまいます。
無料ですから、さすがに選別まではしてはくれませんよね。
宅建士合格のトリセツのアプリ ↑なら、重要度の高いものが出てきますよ。
ユーザー登録者数42,800人を突破の信頼できるサイトですよ。
どちらもシンプルで使いやすい。
宅建おすすめ無料模試
LEC「宅建士0円模擬試験」
こちらは、おすすめテキスト「宅建士合格のトリセツ」の監修をしている大手スクールLECが行う模試です。
わたしも利用しました。
ネット受験なので自宅で簡単に受けられますよ。
「0円でいいの?」というくらい本格的で、順位や解説も見ることができました。
宅建独学でテキストを使うメリット
体系的に知識を学べる
テキストは、すべての知識を体系的に学ぶことができます。
問題集は試験に出題される内容に絞って学習するため、全体像を把握できない場合があります。
調べるのが簡単
youtubeでわからないところが出ても、動画を戻して探すのは大変です。
テキストなら、すぐに探し出せて関連知識も見ることができます。
学習漏れを防げる
テキストは、すべての出題範囲が網羅されています。
過去問や問題集のみで学習すると、うっかり学習漏れしてしまう可能性があります。
中古のテキストは注意が必要
中古のテキストの危険性は、古い情報があること。
法改正があるため間違えて覚えると、貴重な1点を失うことになります。
問題集との連携も同じ年度のテキストでないと、非効率です。
本年度のテキストがメルカリなどに出品されていることがあるので、それなら大丈夫。
メルカリ会員登録がまだの方は招待コード入力で500円分ポイントがもらえますよ。
\こちらをコピーして下さい/
招待コード VVKJHA
▶︎2024年度宅建テキストをさがす
独学合格者おすすめ、テキストの使い方
テキストを何冊も買う必要はありません。
1つのテキストと問題集を使い倒しましょう。
テキストと問題集は同じシリーズにすることが大切。
問題と関連したテキストのページが連携しているので、スムーズに調べられます。
宅建に独学合格できる人、落ちる人の特徴
受かる人は時間を効率的に使う
時間を効率的に使うことは重要なポイントです。
特にyoutubeを見るときにハマりがちなのが、おすすめ動画を見て時間が溶けてしまうこと。
ここまで進める!と、強い意志が必要です。
合格する人は、早朝、通勤時間など勉強を習慣化しています。
受かる人は継続力がある
ここでも宅建吉野塾、吉野先生のツイートを見てみましょう。
独学合格者は「毎日コツコツと」という精神力の強さを持っています。
受かる人は周りを巻き込みモチベーションを上げる
独学は孤独な戦いです。
合格する人は、家族や友人、SNSのつながりを活用します。
宅建受験を公言して自分を追い込み、モチベーションを高めます。
わたしも家族に話していたので落ちたらカッコ悪いと頑張ることができました。
宅建試験に落ちる人の特徴は「挫折してしまう」
宅建の勉強で一番難しいのは、モチベーションの維持です…
宅建試験は合格率が受験者数の15〜17%程度。
その点ばかりが注目されがちですが、毎年約5万人が受験の申込みをしたにもかかわらず、本試験を受験しないという特徴があります。
受験手数料:8,200円を払ってるのに…
2023年度も申込者数が約28万人だったのに対し、実際の受験者数は約23万人だったというデータが発表されています。
登録講習修了者とは:受講すると一部の問題を免除してもらえる講習を受けた人。
オレンジの未受験者の数が多いことがわかりますよね。
挫折しないで続けられるか心配だな…
お金をかける余裕があるのであれば、スクールを利用するのもアリだと思います。
高い合格率で、人気の通信講座を2つ紹介しましょう。
アガルート(合格率60.3%)とフォーサイト(合格率76.1%)です。
どちらも受講体験しました。
講義の視聴や問題演習、さらに教材ももらえるので、ぜひ試していただきたいです。
2つのスクールは特徴が違います。
それぞれ、向いている人と特徴は以下のとおり。
- 机に座ってじっくり勉強したい人
- 動画でじっくり解説を聞きたい人
- 合格で全額返金 or 1万円ギフト券
- イラスト多めのテキスト、バーチャル講師などで楽しんで勉強したい人
- 教育訓練給付金を使いたい人
- 不合格で全額返金保証、合格で2,000円ギフト券
まとめ(Q&A形式)
宅建試験の勉強にテキストは本当に必要ありませんか?
宅建試験には過去問題集だけで合格する人もいます。しかし、初学者の場合、基本的な知識を効率良く学べるテキストがあると有利です。
テキストを使わずに宅建試験の合格を目指す方法はありますか?
無料アプリやYouTubeで学習する方法があります。
宅建試験でテキストを使わないメリットは何ですか?
自分の学習スタイルやペースで柔軟に学べる利点があります。特に既に基本知識がある場合は、より効率的な学習が可能です。