宅建の次は FP に挑戦したい!
私も宅建 合格後 すぐに FP に挑戦しましたよ。
FP のメリットといえば
- 国家資格である
- 受験費用が安い
- 更新の必要がない
そして何と言っても宅建の知識があると、不動産の分野がかぶるため勉強量が少なくて済むのです。
今回は宅建合格直後にFPに挑戦した体験談から、FPの難易度や勉強方法、ダブルライセンスのメリットについて紹介します!
【プロフィール】
- 偏差値41の高卒主婦が宅建挑戦
- 独学で1年半、1万問以上の問題を解く
- 合格して自己肯定感アップ!
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宅建合格後FPに挑戦した体験談
私は、宅建の次にFP資格の挑戦を決意しました。
ここでは、その理由から受験体験までをお伝えします。
宅建合格直後FPに挑戦した理由
わたしは宅建に合格してすぐに FP に挑戦しました。
理由は以下のとおりです。
- 宅建合格者で次にFPに挑戦する人が複数いた。
- 勉強グセがついたのでなにか挑戦したかった。
- 宅建知識を忘れる前に受験したかった。
宅建試験合格後、すぐに登録実務者講習を受講しました。
そこで出会った合格者と雑談する中で「つぎはFPに挑戦する」という人が数名いたのです。
調べると、宅建からFP取得を目指す人が多いことを知りました。
FPの受験範囲の中には不動産の分野があります。
6科目中1科目を勉強しなくてもよいのは、大きなアドバンテージだと思ったんです。
何級から受けた?FPに挑戦した結果
登録実務者講習が1月初旬に終わり、2月に FP 3級 を受験しました。
1ヶ月半の勉強で3級にギリギリ合格。
あと2点低かったら落ちる点数だったので、本当にドキドキしました。
その後2級に挑戦するが途中で挫折…
「宅建合格の実力があれば FP 2級は3ヶ月の勉強で合格できる」と聞いたので、正直なめていました。
私は文系、理系で分けるとすると文系タイプです。
宅建で民法は興味を持って勉強できましたが、一番苦手だったのが租税公課の分野。
不動産の範囲が宅建とかぶると言っても、FP 試験に出てくるのは苦手な 租税公課の分野だったのです。
不動産以外の科目では税金や年金の計算、株価の指標などどれだけ勉強しても頭に入りませんでした。
FP 2級取得に失敗した反省点。
- 苦手な分野なのに独学で挑戦した。
- 3ヶ月で合格できると自分を過大評価していた。
わたしは、よくない見本ですが
宅建合格者の方なら、半年あれば余裕で合格が目指せると思います。
不動産の分野の勉強が不要なのは、むずかしいFP2級ではかなり大きなアドバンテージです。
使った教材
使用したのは、市販のテキストと過去問題集です。
みんなが欲しかった FPの教科書 。
3級はこの2つで十分合格できます。
特にこだわりがあったわけではなく、一番人気があると書いてあったため選びました。
初心者向けでゆるいイラストが特徴。
図解が多くて分かりやすかったです。
宅建とFPどっちが難しい?
FP3級
宅建試験に比べたらはるかに簡単です。
勉強期間は1〜2ヶ月で合格が目指せます。
FP2級
2級の合格率は宅建よりちょっと高いくらい。
勉強期間は3~5ヶ月がめやす。
- スクールを利用する
- 税金の計算が得意な方
なら、3ヶ月勉強すれば合格できると思います。
FP1級
2級に合格する必要があり宅建よりも難易度が高いです。
FP受験にかかる費用・合格率
FP資格の受験費用を表にしました。
FPの受験費用はリーズナブルな部類に入ります。
FP3級 | FP2級 | |
---|---|---|
受験料 | 8,000円 | 11,700円 |
合格率 | 70~90% | FP協会約60% きんざい29~35% |
- きんざいとFP協会で、合格率が違うのはなぜ?
-
きんざいは会社から団体申込みで受ける人が多く、モチベーションが低い人が多いという説があります。
難易度は変わらないとも言われますが、合格率の高いFP協会を受験するのが安心ですね。
わたしは、きんざいを受験しました。
FP協会を受験していないので比較できませんが、きんざいのほうが、解答時間の余裕はあるが問題が難しい印象です。
FPの受験費用は国家資格の中ではリーズナブルな部類に入ります。
FP受験は何級からがおすすめ?
宅建資格を持っている方で受験資格があるなら、2級からの挑戦がおすすめです。
2級と3級の学習内容は同じで、2級はさらに掘り下げた内容になるだけなので、2級からのほうが費用も少なくて済むし、効率が良いです。
FP2級受験資格
- AFP認定研修の受講修了者
- 3級FP技能検定合格者
- FP実務経験2年以上
3級を飛ばしていきなり2級からチャレンジするには、日本FP協会が実施するAFP認定研修を受講するか、同協会が定義する実務経験を2年以上有している必要があります。
➤3級を飛ばす方法はこちら
わたしは受験資格がなかったため3級から挑戦しました。
後から知りましたが、日本FP協会認定の講座を受ければ2級から受験できます。費用も時間も短縮できますね。
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より高度な知識を求めるなら、将来的に1級の取得を目指すのが良いでしょう。
- FP実務経験とは?
-
“資産の設計・運用・管理およびこれらにかかわる相談業務、コンサルティング業務などファイナンシャル・プランニング業務に携わった経験が通算2年以上ある者”に相当します。
具体的な業態名を挙げれば、証券会社や保険会社、銀行、クレジット会社、会計事務所、生活協同組合、投資顧問会社、不動産会社、建設会社など。これらの企業や金融部門でファイナンシャル業務に従事している方が対象です。
3級を飛ばして2級から受験する方法
ユーキャンを利用すると、指定の課題を提出➤合格すれば「2級FP技能検定」の受験資格が得られます!
ユーキャンは日本FP協会の認定講座だからです。
FPの効率的な勉強法とは?
FP資格の効率的な勉強法には、宅建資格取得の経験が活かせます。
ここでは、宅建とFPの試験範囲の重複を利用した学習方法などを紹介します。
FP資格取得への道のりを、よりスムーズに進めるためのヒントをお伝えします。
宅建とFPの試験範囲の重複部分
宅建とFPでは、不動産に関する知識が一部重複しています。
これらの共通分野は、宅建合格者なら2級3級ともにほとんど勉強しなくても解くことができます。
独学とスクール学習の比較
FP資格の学習方法は、独学とスクール学習の2つが主流です。
宅建資格取得の経験を活かして、どちらの方法が自分に合っているかを選びましょう。
- 独学は低コストだが、自己管理が必須
- スクールは費用がかかるが、学習指導や質問が可能
- 組み合わせることで、効率的な学習が可能
わたしは独学で挑戦しました。
3級は独学でいけます。
勉強方法は宅建と同じ、過去問の時わからないところの解説を見る。この王道パターンです。
私が一押しの独学勉強法は「大量記憶法」別記事で紹介しています。
しかし、2級の勉強は独学だとわからないことが多く、調べるので心が折れてしまいました。
おすすめFP講座
3級受験を回避して2級から受験を目指すならユーキャン。
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宅建とFPなぜダブルライセンスを目指すのか?
宅建とFPのダブルライセンスは、不動産と金融の両面から顧客に貢献できるため価値があります。
以下で、ダブルライセンスのメリットと具体的な活用法について解説します。
宅建とFPのダブルライセンスは、幅広い分野で活躍するための基盤を提供します。
ダブルライセンスのメリット
FPだけでは仕事のメリットは少ないです。
しかし宅建とFPのダブルライセンスになるとパワーアップ!
以下のようなメリットがあります。
宅建とFPの知識を併せ持つことで、不動産投資のアドバイスが可能になります。
このダブルライセンスは、顧客への提案力を高め、信頼性を増します。
今はネットを使って個人で仕事が受注できる時代です。
自宅にいながら副業ができるのはいいね。
ココナラに出品されているサービスの例
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上部の検索窓に「宅建」「FP」と入れてみてね。
- 不動産の選定から資金計画まで一貫したサポート
- 顧客の資産運用戦略に深く関わることができる
- 一人ひとりのライフプランに合わせた提案が可能
これらのメリットを活かすことで、不動産業界だけでなく、金融やライフプランニングの分野でも活躍の場が広がります。
たとえば、不動産のローンの紹介時に宅建とFPを持っていると言われたら、お客様も安心しますよね。
不動産業でも金融業でも大いに役に立ちます。
ダブルライセンスを持つプロフェッショナルとして、自信を持って顧客に向き合えるようになります。
ダブルライセンスの市場価値
宅建とFPのダブルライセンスは、特に金融業界や不動産業界で高く評価されます。
幅広い知識を持つことで、異なる分野での職種への転職も容易になります。
- 金融業界でのキャリアチェンジに有利
- 不動産会社での上位職への昇進に役立つ
- 自営業やフリーランスとしての活動幅が広がる
専門性の高いサービスを提供できるため、収入アップにもつながります。
まとめ 宅建合格後FP取得のメリットと体験談
今回は、宅建とFP取得のメリットについて紹介しました!
- 宅建後のFP挑戦体験
- FPの勉強法と費用
- ダブルライセンスの価値
宅建に合格した後、FPの資格を目指すにはどの級から始めるべきか、そしてどの教材を使うべきかなど、実際の経験から紹介しました。
宅建とFPの難易度比較、効率的な勉強法など、ダブルライセンス取得を目指す方に役立つ情報を詳しく解説しました。
「これからFPの勉強を始めるんだ」って思ったね。
次のステップとして、FPの勉強を始めることをおすすめします。
この記事を読んで、勉強のモチベーションが上がったら、ぜひ、行動に移してください。