宅建の通信講座って、たくさんあって迷いますよね。
どちらも合格率が高く十分に合格を狙える講座ですが
など、特徴が違います。
高いお金を払うし、講座選びに失敗したくない。
そんな方のために、この記事では
など、表を使ってわかりやすく解説。
この記事を読めば、自分にはどちらが最適かわかりますよ。
【プロフィール】
- 偏差値41の高卒主婦が宅建挑戦
- 独学で1年半、1万問以上の問題を解く
- 合格して自己肯定感アップ!
宅地建物取引士証をみてみる
フォーサイトとユーキャンの比較表
フォーサイトとユーキャン、どちらもスマホ学習機能が充実しており
- 動画の視聴
- 問題演習
- スケジュール管理
などができます。
それぞれ講座の特徴は以下のとおり
フォーサイト宅建講座の特徴
- 合格率が業界No1の76.1%
- 視覚的に楽しめる教材
- ライブ配信で講師や仲間と交流できる
ユーキャン宅建講座の特徴
- 通信講座最大手の信頼と実績
- 疑問点はすぐに質問できる
- 添削課題でモチベーションアップ!
楽しく学びたい方はフォーサイト、文字を読むのが好きな方はユーキャンがおすすめ。
フォーサイトとユーキャンの比較表
フォーサイト | ユーキャン | |
---|---|---|
料金 | 59,800~69,800円 | 63,000円 |
教育訓練給付金 | 利用可 | 利用可 |
学習法 | テキストを見ながら動画を視聴 →問題演習 | テキストを読む →動画で補う →問題演習 |
スマホ学習機能 | 動画ダウンロード テキストの閲覧 問題演習 スケジュール管理 | 動画ダウンロード テキストの閲覧 問題演習 スケジュール管理 |
質問 | 10~20回 | 毎日可:1日3回 |
サポート | ライブで交流 | 添削7回 |
合格率 | 76.1%(2023年) | 合格率不明 合格者1,776名(2021年) |
特徴 | 合格率No1 、楽しく学べる | 最小限の教材で効率的に学習 |
公式サイト | 公式サイト |
どこが違うのかよくわからないな…
大丈夫、次の章から1つ1つの違いを解説しますよ。
価格の比較
まず価格の違いを見ましょう。
価格帯は似ていて、どちらも教育訓練給付金の対象です。
ユーキャン
ユーキャンは63,000円。
シンプルな価格設定でわかりやすいです。
フォーサイト
フォーサイトは3つのコースに分かれています。
- バリューセット1 59,800円
- バリューセット2 64,800円
- バリューセット3 69,800円
バリューセット1~3まで内容の違いは以下の通り
バリューセット1 | バリューセット2 | バリューセット3 |
---|---|---|
59,800円 | 64,800円 | 69,800円 |
基礎講座 | 基礎講座 | 基礎講座 |
過去問講座 | 過去問講座 | 過去問講座 |
直前対策講座 | 直前対策講座 | |
科目別答練講座 | ||
過去問 一問一答演習 | ||
web過去問演習システム | ||
不合格なら全額返金 |
おすすめはバリューセット3です。
でも価格が高いんだよね。
たしかに一番高いですよね…
でも、確実に合格を狙うならバリューセット3がおすすめなんです。
理由は3つあります。
- 一番点数が伸びる直前期の教材が充実
- 不合格でも全額返金保証
- クーポン利用で1万円割引
お試し受講で割引クーポンがもらえるので
お得にで受講できますよ。
教育訓練給付金制度利用で20%が返金
どちらも教育訓練給付制度対象講座です。
教育訓練給付金制度が利用できる方は、ぜひ利用しましょう。
20%が返金されるので、もとの価格が高いほどお値打ちになりますよ。
教育訓練給付金制度利用での実質価格
※フォーサイトでクーポン利用の場合、値引後の金額の20%が返金
学習の流れの比較
フォーサイトとユーキャンの主な違いは学習の進めかた。
- フォーサイト:学習後、問題演習
- ユーキャン:学習→添削、過去問→添削を繰り返す
フォーサイト (バリューセット3) | ユーキャン | |
---|---|---|
特徴 | 直前期に集中して問題演習 | インプット・アウトプットを繰り返す |
学習開始前 | 戦略テキスト 入門講座 | 宅建まんがガイドブック |
基礎学習 | 確認テスト 過去問 | 基礎テキスト過去問 添削 | 基礎テキスト
直前対策 | 科目別答練 合格必勝編 模試 | 直前対策完成テキスト 模試(添削) | 直前対策
スマホで できること | 動画ダウンロード テキストの閲覧 問題演習 スケジュール管理 | 動画ダウンロード テキストの閲覧 問題演習 スケジュール管理 |
学習フォロー | 質問合計20回 | ライブ配信質問1日3回 | 添削7回
フォーサイト教材 参考画像
教材の具体的な内容を見ていきましょう。
教材の比較
つづいて、教材を5つに分けて比較します。
テキストの比較
どちらも、合格するための知識だけに絞って学習するテキストです。
公式サイトから引用しました。
コンセプトが似ていますね。
フォーサイト
合格するために必要な知識だけが書かれている合格点主義のテキストです。
何でも載っているテキスト(満点主義)は安心感を与えてくれますが実際に全てを理解して覚えるのは大変です。合格するために必要なことは満点を取ることではなく合格ラインをクリアすることなのです。
出典:フォーサイト公式サイト
ユーキャン
合格のための7割にフォーカスした教材
宅建合格のために必要なのは、確実に7割の問題に正解すること!
出典:ユーキャン公式サイト
頻出頻度の低い箇所には時間をかけず、高い箇所を重点的に学習することが必要です。
1文字でも短く文字数を削り倒しながら、わかりやすさも追及したテキストが、効率学習を徹底サポートします。
フォーサイト (バリューセット3) | ユーキャン | |
---|---|---|
大きさ | B5サイズ(4冊) | A5サイズ(3冊) |
特徴 | 図とイラスト中心 カラフル 息抜きのコラムがある | やさしい文で解説 カラーだが色は抑えめ ポイントは図解 |
おすすめな方 | イラストが好き 視覚的に学びたい | 読書が好き 書き込みして学びたい |
フォーサイトのテキスト
フォーサイトのテキストを見た第一印象は「文章がない!」でした。
ほぼイラストと図解で構成。
息抜きのコラムもあり、楽しめる工夫がされています。
わたしが、講義を視聴しながら書き込みをしたテキストの画像です。
ユーキャンのテキスト
ユーキャンのテキストの特徴は
「1文字でも短く文字数を削り倒しながら、わかりやすさも追及したテキスト」
コンパクトなA5サイズが3冊だけ!
ユーキャンは、テキストを読み動画で補足する勉強法。
そのため、スラスラ読みやすいテキストです。
色使いがシンプルなので、書き込みをして頭を整理したい方はユーキャンのテキストがおすすめ。
問題集の比較
大きな違いは出題形式です。
- フォーサイト 4肢択一(4つから正解を選ぶ)
- ユーキャン 1問1答 (◯✕で解答)
フォーサイト (バリューセット3) | ユーキャン | |
---|---|---|
サイズ | B5 | A5 |
形式 | 4肢択一 | 1問1答 |
特徴 | 重要度に応じて印がある 解答ページを探すストレスなし (解答は問題ページの端に記載) | 必要な問題だけ厳選 内容をテキストで調べる必要なし (ポイントは問題集に記載) |
フォロー | 難問は動画でフォロー ミスの原因が分析できるノート付き | 難問は動画でフォロー 1日3回まで質問可能 1冊終わるごとに添削課題 |
問題数 | 過去問約650問分 | 過去問約450問分 |
問題数はユーキャンは重要な選択肢だけを選んであるので、少ないです。
フォーサイトの問題集
本試験は4肢択一なので
本試験と同じ感覚で取り組めるのはフォーサイト。
わざわざ解答ページを探さなくても、すぐに見える位置に解答があるので助かります。
何百問も解くと答えを探すのが面倒になってくるんですよ。
フォーサイトの演習ノート
付属の「演習ノート」は問題の解答と理由を書く欄があります。
手で書くことにより記憶を脳に定着。
演習ノートの内容
問題演習は、間違いを分析するのがとても重要
そこで、演習ノートを活用することで同じミスを防ぐことができます。
演習ノートが良かった口コミ
ユーキャンの問題集
ユーキャンは4つの答えの選択肢の中から、必要な肢だけを厳選した1問1答(◯✕で解答)形式。
サクサク問題演習が進むのはユーキャンです。
ユーキャン問題集がよかった口コミ
ユーキャンの宅建講座は本当に凄い…強みはたぶん1肢問題実践テキストかな?
4択のままじゃなくて1肢問題にすることで4択だとこれが正解だから他は不正解!と勉強進めてしまって解き方が曖昧になりがちなところを、1肢問題トコトンやらせて毎週のノルマも出すから知識がガツンと頭に入る気がする
出典:X
ユーキャンの学習フォロー
- テキスト1冊終了→添削課題提出
- 問題集1冊終了→添削課題提出
と科目ごとにチェックが入るので「やらなければ」とモチベーションが維持できます。
質問も1日3回までできるので、どんどん利用しましょう。
だれかとつながっていると、不思議と頑張れるものです。
ユーキャン添削指導の口コミ
動画の比較
フォーサイト (バリューセット3) | ユーキャン | |
---|---|---|
再生時間 | 1コマ約15分 約12時間 | 1コマ約5分 約30時間 |
講師 | 窪田講師 北川講師 AI講師 | 5名の講師が分担 |
特徴 | テキストを見ながら動画視聴 親しみやすい講義 | テキストを読み再生マークの箇所で動画視聴 講義はまじめ |
過去問解説 | シンプルに解説 | 時間をかけて丁寧に解説 |
画質 | とても良い | 普通 |
動画は見ていただくのが一番わかりやすいので、サンプルを貼っておきます。
フォーサイトはリアル講師とAI講師
講義の担当はリアルの窪田講師とAIの真鍋サキ講師です。
リアル講師とバーチャル講師、どちらも自由に選択できますよ。
聞き取りやすいバーチャル講師(プロ声優さん)は復習にも最適です。
ユーキャン
1,100本も用意されている講義動画が魅力。
5分と短いのでスキマ時間にサクッと見ることができます。
解説講義を聴き終わったタイミングで、Webテストで〇×チェック。
スマホ学習機能の比較
スマホ学習機能はどちらも優れています。
大きな違いは動画のダウンロードがフォーサイトしかできないところ。
フォーサイトはわかりやすい動画があるので、ご覧ください。
フォーサイト | ユーキャン | |
---|---|---|
機能 | 動画ダウンロード テキストの閲覧 問題演習 スケジュール管理 | 動画ダウンロード テキストの閲覧 問題演習 スケジュール管理 |
特徴 | 相撲ゲーム形式あり データからオリジナル問題を作成(バリューセット3のみ) | 問題演習時に動画解説へとべる |
どちらもスケジュール作成機能付き
どちらにもスケジュール作成機能がついています。
独学だと
- どんなペースで進めばいいのか…
- 本当に試験に間に合うのか…
と不安になりがちですが、今日やるべきことがわかるので迷うことがありません。
質問・サポート体制の比較
フォーサイト | ユーキャン | |
---|---|---|
質問回数 | バリューセット1 10回 バリューセット2 15回 バリューセット3 20回 (有料で追加可能) | 1日3回まで |
その他 | ライブ配信 (eライブスタディ) チャットで講師や受講生と問題演習 リアルタイムで自分のレベルが分かる | 添削課題7回 |
フォーサイト
わたしが一押しなのはライブ配信です。
「eライブスタディ」という名前で行われるライブでは
- チャット機能でコメントができる
- みんなで一緒に問題に取り組む
- 参加者の正答率がその場で見える
という特徴があります。
参加することで講師やほかの受講生とつながることができ、モチベーションがアップ!
問題の正答率がわかるので、自分のレベルを知ることもがきます。
数えたら2023年度試験分のライブは19回ありましたよ。
ユーキャン
フォーサイトのライブ配信に変わるものが、ユーキャンの添削指導ではないでしょうか。
テキスト、問題集それぞれ1冊終わるごとに提出しなければいけないため、スケジュール通り頑張ることができます。
質問サービス、添削指導はどちらも自分のためだけに講師が対応してくれます。
大手スクールだからこそ、できるサービスですね。
合格率の比較
公表されている数字
ユーキャンの合格率は公表されていません。
ただ、教育訓練給付金制度のサイトを見ると2021年の比較で
となっていました。
きちんと提出されているデータなので参考になるでしょう。
合格率はフォーサイトのほうが高いと思われます。
宅建の合格率は15~17%だから、どっちもかなり高い合格率だね。
口コミとメリット・デメリット
いいことばかりじゃなくて、デメリットも知りたい
任せてください!メリット・デメリットを余すことなく紹介しますよ。
について、まとめました。
フォーサイトの良い口コミ・悪い口コミ
アプリが使いやすい、カラフルで重要なところがわかりやすい点が特徴ですね。
テキストと動画での授業で分かりやすい!
宅建士の資格取得のために利用しました。
出典:みん評
テキストはカラフルで大事な部分が分かりやすいようになっていました。
重要度も示されているので、一番重要なところを特に勉強するようにしたのですが、一通り勉強した後に過去問を解いてみると最初から合格点以上の点数を取ることができて驚きです。
また、テキストと連動した動画もあるので補足情報や分かりにくい点が解消されやすいと思いました。
問題集も難易度が示されているので、必ず当てなきゃダメな問題と捨ててもいい問題とが明確で、無駄なく勉強ができたと思います。
アプリのテキストと問題がリンク付けされてないので使いにくい。送られてきた教材のうち、勉強用ノートとか、心構えの本?とか、精神論の分いらない。教材もっと充実させてほしい。
講師も基本1人(テキストはバーチャルあり)で合わなくて、テンション下がって最後はネットの無料の過去問サイトやってた。他の通信講座より安めだったけど、結果高くついたと思う。テキストの内容は初心者向けで分かりやすかったのに残念。
アプリとテキストの問題を連動して学びたい場合は、ユーキャンがおすすめ。
web問題集に動画のリンクがあります。
ユーキャンの良い口コミ・悪い口コミ
ユーキャンは知人にすすめる例もありました。
二重に教材が届く
二重に教材が届き一括で払ったはずが2ヶ月後に未払いの請求書が家にきました。あら?と思いながらコンビニにて払ったが、また翌月に請求書が!
電話にて確認の電話をしたところ対応が悪い、そして
何故に二重になったかはインターネットで注文し教材が届く…そのあとDMにてハガキで申し込み用紙が届き、返信ハガキのため郵送しました。←これが2回目の注文にあたるそうです。みなさん気をつけて
「得点力アップDVDを発売しますので、買ってください(3万4,600円)」
「試験対策DVDを発売しますので、買ってください(1万4,600円)」
「試験対策の模試をご用意しました。申し込んでください(1万4,800円)」
え……。
追加でお金を取るの? ええ~!!
出典:カクヨム
要注意なのは、直前期に別売りの教材があること。
別売り教材は買わなくても大丈夫ですが、欲しくなる可能性もあります。
前もって知っておけば、驚くことはありませんね。
メリット・デメリット
テキスト比較のところで紹介しましたが、どちらも必要最小限を徹底的に学ぶ講座です。
試験当日、習っていない問題が出てくる可能性があります。
次の口コミをごらんください。
学んだところを確実に答えることができれば、わからないところは時間をかける必要はないんです。
試験当日に動揺しないことで、合格をつかむことができます。
そんなこと言われても不安だよ…
という方は、アガルートが講義時間が長くスケジュールの個別相談できるのでおすすめですよ。
教材の相性は人ぞれぞれ
受講前に、しっかりチェックしておきましょう。
フォーサイト
メリット | デメリット |
---|---|
合格率No1 視覚的に楽しめる教材 講師や仲間と交流できる 不合格なら全額返金 ※全額返金保証の詳細 | 勉強範囲が狭い スマホ操作が苦手な人は不向き |
ユーキャン
メリット | デメリット |
---|---|
読みやすいテキスト 問題演習がサクサク進む いつでも質問できる 添削課題でやる気アップ! | 追加教材は別料金 勉強範囲が狭い |
いつから勉強始めればいい?
独学で6ヶ月は少ない気がしますが、効率のよい通信講座は6ヶ月で学習可能。
どうしても時間のない方は、3ヶ月で合格を目指すこともできますよ。
不動産の仕事についている、法律の知識があるという方なら有利ですね。
全く知識がないなら、6ヶ月以上学習するのがおすすめです。
3ヶ月で宅建試験合格を目指せる
フォーサイト
最短3ヶ月で合格可能のカリキュラムです。
「合格点主義」で、忙しい人に配慮した教材・カリキュラムだから、フォーサイトなら最短3か月で宅建試験合格を目指せます。
出典:フォーサイト
ユーキャン
3ヶ月で合格を目指す短期集中プログラムあり。
ユーキャン宅建士 3ヶ月で合格を目指す短期合格講座
価格63,000円 添削指導4回
ユーキャン3ヶ月で合格した人口コミ
宅建一発合格
宅建取得をめざし通学・通信を検討しましたが、試験の難易度を考え通学する程ではないと判断し通信を選びました。
出典:みん評
全くの前提知識なしでの学習だった為、通信で教材を選ぶのに不安もありましたが、最終的にはネームバリューと他の資格でも利用していたユーキャンを選択しました。
見慣れた冊子・文章構成だった為に勉強するのにもとっつきやすかったのが一番のポイントです。以前にも利用して合格しているのであれば同じ通信講座を選んだ方が良いと感じました。
ただ、そうは言っても通信の教材だけでは不安な部分もあったので、過去問集は別に市販のを購入しました。
勉強期間は3ヶ月ほどでしたが合格できたので、結果的には通信を選んで費用の面でも良かったと思いました。
まとめ:初心者はフォーサイトがおすすめ
勉強慣れしていない方は、フォーサイトがおすすめです。
理由はシンプル
「合格率がNo1」だから。
特に「合格実績を公開している」というのが、強みと言えます。
よほど自社の実績に自身があることがわかりますね。
- 前に他の講座でユーキャンを利用したことがある。
- 動画より、さっさと自分でテキストを読み進めたい。
という方は、ユーキャンがおすすめ。
ぜひ自分にあった通信講座をみつけ、合格へと役立ててくださいね。
おまけ:フォーサイトを体験した動画。
よかったらご覧ください